先日、軽度知的障がい児の小学校探しのポイントについて記事にしました。
地元の小学校、隣接区域の小学校、私立小学校を見て、良さそうだなと思う隣接区域の小学校に決めた我が家でしたが、実際に入学する前に小学校の先生との事前面談の機会を、教育委員会の先生が設けてくださいました。
- 小学校ってどんなところ?
- 勉強始まるけどついていけないのでは?
- ついていけなかった場合はどうするの?
そんな疑問を解決する面談になりました。
わからないことだらけだったのでとても助かりましたし、先生方の雰囲気も知れてとてもよい機会になったと思います。
お子さんのことについて、心配事がある場合は、ぜひ入学前面談をお願いしてみてください。
ご本人も一緒に行くと、ここが自分のいく小学校なんだ、という意識が芽生えるし、入学式で「初めての場所」という不安も軽減できるので、おすすめです。
小学校入学前相談の経緯
小学校選びの段階で、教育委員会の教育相談をお願いしていた我が家。
先生方からの普通級、支援級どちらのクラスが適切かを判定いただく制度は利用しませんでしたが、教育委員会の先生とのつながりはそのままだったので、入学予定先の小学校で、入学前の事前の相談の機会を設けていただきました。
- 子どもの特性
- できること、つまづきそうなこと
- 気を付けてほしいこと
そんなことを自分でまとめたものと、あとは療育機関の先生に書いてもらった所見を持参。
小学校の先生は、知的障がいや発達障害について詳しくご存じない先生もいらっしゃいますし、ご存じだったとしても実際にご担当されたことがなく経験がない先生もいらっしゃいます。
特に娘はパッと見ただけでは特性がわかりづらく、誤解されることも多いです。先生にとっても「え?これがわからない?」という事も多々出てきそうだな、とずっと感じてました。
あらかじめ伝えておくことによって、そういったことが少しでも減れば、という思いでお願いしに行った覚えがあります。
実際に伝えた娘の特性
- 軽度知的障がいである
- 指示がスムーズに通らない(理解できない)ことがある
- 周りを見てやることを判断することはできる
- 学習面では「抽象的なものへの理解が弱い」=数字、算数が弱いと思われる
私自身もまだまだ娘の特性を把握して行っている段階だったので、このあたりのことを丁寧にまとめて持っていきました。
説明する私も緊張(笑)
とにかく、勉強はこの先できないことが顕著になってきそうなので(この時はまだ幼稚園生だったのでそこまで「勉強」みたいなことはしてませんでした)その時はまた手立てを考えましょうという事になりました。
入学予定の小学校には、勉強の理解がゆっくりな子を取り出して、別教室、別担任で教えてくれる制度があり、それが進学を決めた決定打ではあったのですが、そちらも利用しながらやっていきたい旨を伝えました。
娘の1番の懸念材料は
コミュニケーション能力と学力のアンバランスさ
お友達とは一応場を共有できるて輪の中にいることはできる(この時はまだそこまでうまくありませんでした)けど、その割には学力がだいぶ落ちるという事。
その点は「取り出し」の制度で何とか下支えしてもらって、みんなと楽しく学校生活を送れればいいと思っていることをお伝えしました。
入学前面談、参加してくださった先生たち
面談に参加してくださったのは以下の先生方です
- 校長先生
- 教頭先生
- 学年主任の先生
- 発達の先生(カウンセラー)
- 発達を勉強中の先生(子供の校内案内)
- 教育委員会の担当先生
教育委員会の先生が主に進行をしてくださったので、とても心強く、また支援級のある小学校だったので、発達を勉強している先生いらっしゃる先生が私の言いたいことをかみ砕いてくださりありがたかったです。
このように、入学前相談は私たち側も安心感が生まれますし、お願いしてよかったと思ってます。
できるのであれば、そういった機会を設けてもらうといいですね!
小学校の入学前相談
小学校の入学前相談ですが、
- 子どもの特性
- できること、つまづきそうなこと
- 気を付けてほしいこと
こういったことを事前に伝えられてとてもよい機会でした。
新しい生活に入るときは、親も子もとても負荷がかかります。
少しでもスムーズに新生活が送れるように、できるのであれば場を設けていただけるといいですね。
次は、入学後の面談についてまとめようと思います。