娘がひらがなを覚え始めたときのことです。
基本的に自分から字を字と認識して読みだすことがなかったので、こちらから働きかけをした覚えがあります。
意識しないと文字を読まないので、その辺りは親側が意識してアプローチしなくてはなりません。
- ひらがな、なかなか覚えないんだけど
- この子、読めるようになるの?
- どうやって覚えていったらいい?
そんな悩みに。私が娘にアプローチした方法です。
このブログは、
軽度知的障がいを持つ高校生娘の記録です。
知的障がいと分かったのは3歳8か月の時。
田中ビネー:64 wiskⅤ:70前半です
(療育手帳取得済み)
特別枠を利用し、公立高校に進学。
運動、おしゃべり好きな女子に成長しました。
ひらがなを覚えるにはまずは見るところから!
書くのはハードルが高いので、我が家はまず見て読めることから始めました。
順序としてはこんな感じです。
ア行、カ行。。。と、文字5つずつを覚えるようにしました。
もし5文字ずつが難しかったら、もっと小分けにしてもいいですね
ひらがな1つ1つのカードをランダムに置いて、正しい順番に並び替えの遊びをしました。
これもまずは1行ごとにやって、できるようになったら2行ごとにやって・・と増やしていきました。
書く練習もまずはなぞるだけ。公文のひらがなカードを使いました。
順序的には、こんな感じです。
ひらがな並べ替えは、下のきょうだいと競争したりして、ゲーム感覚で。書く練習は手でなぞったり、ペンを持ったりその時の気分で、無理強いはしませんでした。
ペンを持って描くこと自体がなかなかハードルが高い場合があるので、その辺はお子さんの成長段階に合わせてあげられるといいと思います。
「あ」と「お」や「め」と「ぬ」など、似た形のものはなかなか覚えにくいので、それだけ取り出して何度も繰り返したりもしました。
苦痛になってしまうとこれから先つらいので、なるべく楽しみながら覚えていくのがコツかと思います。
字が読めることに対する喜びがあまりない子だったので、なるべく楽しめるように工夫しました。
日常生活で読む機会を!
とにかく字を読まない
娘を見ていて一番頭の痛いところがここです。
とにかく字を読まないんですよね。読めないわけではないんですが、自ら読もうとしない。
「模様に見えてるんだね」と理解してますが、もうちょっと字を読んで…と思うことしょっちゅう。
実際、私たちが日常自然に目に入って読んでいる看板とか注意書きとか…
読んでません。
「ああ、そう書いてあったね」とか、「あ、あそこにあるあのお店のことね」みたいなことは基本ないんですよね。
小さい子が外に出かけて、書いてある字を片っ端から読む、みたいなことはないので、私たちのほうから
読んでみようか
と働きかけをしていました。
字の覚えが悪くても焦らない
そんな感じなので、覚えは遅いです。
ほかの子がマッハな勢いで興味を持って読んでいくんですから、そりゃ上達スピードに差は出ますよね。
ですが、一生読めないわけではないです。
読めるようになります。
なので、焦らず機会を作って一緒に読んであげるようにするといいですね!