~軽度知的障害のおてんば娘の子育て記録~

軽度知的障害、お友達の名前を覚えない!の時は

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娘の苦手事項の1つに、お友達の名前を憶えることがありました。

お子さん、お友達のお名前、憶えてますか?

うちは特に幼少期。幼稚園時代ですね。

お友達と仲良くすることには興味があるのに、お友達の名前には興味がない・・という。

じゃあ、どうやって呼んでるの?

状態ですが、

「ねえねえ」とかで済ませていたりするんですよね。(熟年夫婦?!)

覚えられない、というよりは覚えることに興味がない、という感じです。

そんな娘も小学校に入ってようやく名前に気が向くようになり、お名前でお友達を呼ぶようになりました。

その時のアプローチをまとめてみますね。

このブログについて

このブログは、
軽度知的障がいを持つ高校生娘の記録です。

知的障がいと分かったのは3歳8か月の時。
田中ビネー:64
 wiskⅤ:70前半です
(療育手帳取得済み)

特別枠を利用し、公立高校に進学。
運動、おしゃべり好きな女子に成長しました。

目次

友達の名前を覚えない

娘より先に私が覚える!

友達に名前があること自体はわかってはいるものの、幼稚園に入り、なかなかお友達の名前が覚えられませんでした。

お話はするのですが、だれと遊んだの?と聞いても、

わからない…

と。

幼稚園は親が園まで送り迎えする幼稚園だったので、私が名前を覚えたお子さんを写真で確認して

○○ちゃんだねーと。

今日は○○ちゃんとお話した?とか、○○ちゃん来てた?とか、名前を意識づけるように話してました。

お友達のお話をするときは、その子の名前を話してね。
そうすればどの子の事かすぐわかるし、これからたくさんのお友達の中でその子を呼びたいときに、すぐわかってもらえるよ。

と話して、名前以外にも極力「固有名詞」で話をするように働きかけました。

元々「あれ」とか「これ」とかで済ませて、そのものの単語を覚えること&思い出すことを自然に避けてきた娘(そういう会話であっても、親は理解できてしまう)だったので、それを修正させることに気を配りました。

覚えること&思い出すことが、難しいという娘の特性もありますが、物の名前(例えばスーパーなどのお店の名前を含め)を覚えておくことは、のちのちとても大事です。

名前を覚えだした小学校時代

小学校に入ると、劇的にお友達の名前を覚えることができるようになりました。

幼稚園時代は目の前のお友達の会話についていけない部分もあったのですが(語彙力の問題)、周りの会話のスピードに慣れてきて、かかわりも増えていくようになりました。

当時の先生も娘のことをよく理解してくださって、うまくかかわってくださったのだと思います。

授業という形式になって、指名されることが増えたので友達の名前が理解しやすくなったというのもあるかと思います。

小学校に入ってからは、お友達の名前をこちらが覚えてレクチャーすることはなくなりました。

その後は今に至るまで、お友達の名前を覚えることに苦労したことはありません。むしろ、すぐに覚えて仲良くなるようになったので、幼稚園時代と比べると大変身だな。。。と関心しています。

名前を覚えない時は

幼少期は、特に相手の名前を呼ばなくても会話が成立する世界観かと思います。

ただ、大きくなってくるとお友達との関係、会話の中での説明に必ず必要な事柄です。

近くのスーパーについて説明するときも、

えーっと、あの駅のそばにある、白い建物の、あの買い物するところあるじゃん?

と言えば通じるかもしれませんが、そんな会話はしませんよね。(↑めちゃくちゃ娘の会話に近い…)

人名にしろ店名にしろ、写真を見たり外観を見せたりして、物には「名前」があり、「名前」を使って会話を進めていかなくてはいけないことをゆっくり教えていけるといいですね。

なんにせよ

丁寧に子育てしよう、ですね。

同じ特性を持つ親御さんたち、大変ですが息抜きしつつ、頑張って行きましょう。

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