~軽度知的障害のおてんば娘の子育て記録~

とにかく強引、物は壊すもの、おもちゃは投げるもの?の幼少期

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軽度知的障害 幼少期

ワーキングメモリと語彙の少なさの話を前回書きましたが、そのつながりでまたも思い出したことを1つ。

それが、とにかく「強引」で物をよく壊していたり、違った使い方で無理やり使っていたこと

診断がつくまでは、性格なんだろうなーと思ってたし、もちろんそういう一面も無きにしもあらずですが、療育で

物の扱い方にがさつさを感じるのは、力の加減がわかってないからですよ

と言われたときに、つながりました!

ああ、ただの強引&ガサツではなかったんだ

と。

体の動きに不自由さがあるわけではなくて、こういう時にこういう力加減で、というのがわかっていなかったようです。

このブログについて

このブログは、
軽度知的障がいを持つ高校生娘の記録です。

知的障がいと分かったのは3歳8か月の時。
田中ビネー:64
 wiskⅤ:70前半です
(療育手帳取得済み)

特別枠を利用し、公立高校に進学。
運動、おしゃべり好きな女子に成長しました。

目次

いったいどんなことをしていたの?

ガサツ、と言っても、いったいどんなことが目についたのかというと

おもちゃの箱は破いて開ける

おもちゃの箱なり、包装紙なり開けるものといえば、すべてびりびり破いて開けていました。お友達の家にお邪魔したときに、きれいに箱が開けられているのを見てびっくり。

当時、こどもちゃれんじをやっていたのですが、毎回おもちゃがついてきますよね。そのおもちゃが入っている紙製の箱がまぁ見るも無残。箱の仕組みを理解して、空けるなんてことは皆無でした。

とにかく「開けたい」となったら、びりっと。あとになって、「ああ、あれは特性だったのね‥」と理解しましたが、なんていうんでしょう、勢いというか、考えなしというか…。

第一子だったので子どもってこんなもんかと思っていたら、違ってました(笑)

動いているものを見るととにかくつかむ

当時我が家にはプラレールがあったのですが、まあ、レールを走らせて遊ぶ、なんてことはありませんでした。動いている電車を見ると、とにかくつかむ(笑)

電車の遊びにはなりませんね。

衝動性の高さ、とでもいうのでしょうか。そこまで強いものは感じませんでしたが、目についたものは触ってみる、という感じだったのかもしれません。

使い方を考えない

考えが浅い、というところでいえば、ものを正しい使い方で使わない、というのも目につきました。箱をびりっと開けるのにも若干通じるかもしれないですね。

公園にうんていがあったのですが、本人にとってうんていはぶら下がるものではなくて、上を伝って歩くもの(笑)あまりにやんちゃすぎて冷や冷やしましたが、なかなかのチャレンジャーでした。

遊びの目的がわからない

先ほども話したこどもちゃれんじですが、空いているところにシールを貼りましょう、という遊びがよくありました。絵が描いてあって、スペースが空いている場所に、草のシールを貼ったり、キャラクターのシールを貼ったりするのですが、本人はそれが理解できず、草の上に草のシール、キャラクターの上にキャラクターのシールを貼りたがりました。

こちらは、違うよーそうじゃないんだよーと教えていましたが、その遊びの目的が全く理解できてなかったんだな、とこれもまた後になってわかったことです。

力加減の強引さだけでなく、遊び方もかなり強引でした

いろいろな意味での強引さ

今思い出すだけでもどんどん出てきますが、力加減の強引さだけではなく、遊び方も随分強引でした。

本来の遊び方がわからなかった、という事もあるかもしれません。

力加減についても、本来の遊び方についても、その都度その都度教えて身につけさせていくしかありませんでした。

強引なものの扱いをしていると、集団生活に入ってからのお友達とのやり取りで、奪ってしまっているように見えたりもしますし、自分ルールの強引な遊び方も園などではトラブルになったりもします。

性格なのか、障がいなのか、という難しいところではありますが、「丁寧に教える」「丁寧に育てる」を心がけるしかないのかな…ほんとに根気勝負だな、いつまでつづくんだ?とループしていたことを思い出します。

丁寧に育てる…この事についてはまた別記事で書きたいと思います。

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