軽度知的障がい児が騙されやすいってよく聞くけどホント?
そんな不安を抱えている親御さんも、いらっしゃると思います。
はっきり言って、
だまされやすいだろうなーと思う事は多々あります
ただ、それだけにしっかりと親が教えていく必要があるなと。
親力試されてる感ありありです。
このブログは、
軽度知的障がいを持つ高校生娘の記録です。
知的障がいと分かったのは3歳8か月の時。
田中ビネー:64 wiskⅤ:70前半です
(療育手帳取得済み)
特別枠を利用し、公立高校に進学。
運動、おしゃべり好きな女子に成長しました。
軽度知的障がい児が騙されやすい理由
基本的に素直
もちろん個性はありますが、基本的に素直な子が多いと思います。
周りの子を見ていてもそう。素直ってとてもいいことです。ありがたいです。でも、時になんでも「あーそうなんだ」と受け入れちゃうところが困ったところです。
性善説に立ちすぎる
人ってそんな悪いことしないよ、というのが基本スタンス。
一応、サスペンスとか警察24時とか好きで、しょっちゅう見てますが、そういう世界を見てても現実に戻ってくると「そんな悪い人いないでしょ」と(笑)
いえ、いいことなんですよ。でも、やっぱり下心があったり、契約させようとしたり、黒い気持ちで近づいてくる人がいるってことを頭に置いておかないとですよね。
だって、親切で言ってくれてるんでしょ?
もちろんそれだってあります。だけど見極めが必要。必要以上に持つことはないけど、
警戒心持って!!
それを幾度となく教えてるようにしてます。
知識が身についていない
基本的に、知識が希薄な部分が多いです。ニュースにもあんまり興味がありません。
なので、やっぱり判断力が幼い。
文章を読む練習を兼ねて、ニュース記事を読ませてみたりしていますが、読むのは「事件」ばっかり…汗
政治的な話などは元々語句を知らないので入っていかないし、なかなか公民で習うような社会の構造を理解するのも一苦労です。
それだけにやっぱり
え?それちがくない?
っていう判断が弱くなりますよね。
丁寧さが試される育児
丁寧に育ててね
知的障がいがわかったときに療育の先生から言われた話は記事にしましたが、こういったところも丁寧に育てないといけない理由でもあります。
定型発達の子たちが、自然に触れて、自然に身につけていく知識、当たり前のように吸収していくことが、「さーっ」と流れて行ってしまう。
なので、それをいかに意識付けして本人に学んでいってもらうか。
本来であればいちいち教えなくてもいいことも、説明しなくてはいけない時がたくさんあります。
正直
え?こんなことまで説明しなきゃなの?
と思う事もたくさん。でも、親として子どもにできるだけ幸せになってもらいたいと思うから、やっぱり手は緩められませんね。
このブログは、軽度知的障がい児、こんなことが起きるのね、という事をなるべく具体的に書いています。
子どもが軽度知的障がいってわかったんだけど、この先どんな風になるの?と不安に思っている親御さんが少しでも見通しを立てられるように、不安が少しでも和らぐようにと思ってます。
すべてのお子さんに当てはまることではないかと思いますが、少しでも参考にしていただければ嬉しいです。