そこまで頻繁ではありませんが、娘は小学校時代、自分のものがわからなくなってしまう事がありました。
わからなくなると、それに付随して、なくしてもあまり気づいてないことも。
いつも見てるものなのに、どうしてわからないかなー
と思ったことがあったので、
どうして自分のものがわからなくなるの?
なぜ物をなくすの?
なにか対策はあるの?
その辺りについて、まとめてみようと思います。どうやって対策をして行ったらよいかも合わせて書いているので、参考にしてくださいね。
このブログは、
軽度知的障がいを持つ高校生娘の記録です。
知的障がいと分かったのは3歳8か月の時。
田中ビネー:64 wiskⅤ:70前半です
(療育手帳取得済み)
特別枠を利用し、公立高校に進学。
運動、おしゃべり好きな女子に成長しました。
物をよく無くすのはなぜ?
私が勉強した中での一般的な話として物をよく無くす原因はいくつかあります。
注意力や集中力が弱い
注意力や集中力が弱いので、物を置いた場所を忘れてしまったり、他のことに気を取られて物を失くしてしまったりすることがあります。
空間認知能力が弱い
空間認知能力が弱い場合があるので、物を置いた場所を空間的に覚えておくことが苦手、という場合もあります。
自己認識が弱い
自分の物と他人の物を区別することが苦手で、他人の物を自分の物と間違えて持って行ってしまう場合があるようです。
こういった特性があるので、具体的な対策としてやっていたのはこんなことです。
難しいことをしても、私も子どもも疲れてしまうので(私自身が片付け苦手‥)堅苦しいことはなしでした。
物をよく無くすことへの対策
物を置く場所を決める
物を置く場所を決めておくのが一番理想的ですね。
そうすることで、置いた場所を覚えやすくなりますし、なにより
どこ置いたの?!
え?そこにないの?
という不毛なやりとりがなくなります。
とはいえ…まだやってますけど。減ればいいという感覚です。
物を失くさないための工夫をする
名前を書くのはもちろんのこと、目印をつけたりして、自分の物であることをわかりやすくします。つけられるものであれば目印になるキーホルダーなどをつけておくといいですね。
私は名前つけはあまり好きではなかったので、どちらかというとキーホルダー派。
とはいえ、
え?何個つけてるの?!
ってことになりがちなのが、うちの娘ですが‥。
あとは、洋服などキーホルダーが付けられないものは、アイロンでつけられるワッペンをつけていました。
小さいのだと目立たないし、お気に入りのキャラクターだと本人も喜んでくれます。
このような対策をすることで、物をなくす回数を減らすことができます。
完璧じゃなくても、少しずつでも減っていくと希望が持てますね!
自分の身の回りを整理しておくことは自立の基本なので、地道にやっていきましょう。
持ち物にこれ⇊をつけて、探しやすくしておくというのも1つの手です!
うちは以前お財布を無くして、これを導入しました!
ここまでは、物をなくす原因をあげながら、その対策について簡単ですぐ取り入れられるものについて、書いてきました。
私が考えている、「ものをなくす大きな原因」がもう1つあるのですが、長くなってきたので、次記事でまとめますね。
実は、次にまとめることが、結構大きいのでは、と個人的には思っています。