反抗期って、中学生くらいから始まると思っていませんか?
私、そもそも女子に反抗期があるなんてことはこれっぽっちも頭になくて。
男子の反抗期は当たり前のように聞きますが、女子…??
でも、実は女子にも反抗期、ありました。しかも男子よりだいぶ早い。
- 子どもと喧嘩ばっかりなんだけど
- これってうちだけ?
- 私ができない親だからかな???
そんなふうに落ち込んでしまっている親御さん向けに、
あなただけではないよ
の意味で、我が家のことをまとめておきます。
このブログについて&プロフィール
このブログは、
軽度知的障がいを持つ高校生娘の記録です。
知的障がいと分かったのは3歳8か月の時。
田中ビネー:64
(療育手帳取得済み)
特別枠を利用し、公立高校に進学。
運動、おしゃべり好きな女子に成長しました。
女子の反抗期
うちの娘は、小学3年生頃から反抗期が始まりました。勉強がうまくいかず、それがストレスになっていたのだと思います。
私も何度教えても覚えられない娘にイライラ。
「もう何度同じこと言ったらわかるの!」
「覚えられないわけないでしょ!」
と、強い口調で怒鳴ってしまうこともありました。
でも、娘は覚えないわけではなく、覚えられないんです。
頭でわかっていても、イライラしてしまう。
娘も私のイライラに引っ張られ、反抗的な態度をとるように。
またその態度にイライラが増長するんですよね。
恩着せがましいですが、
こっちは家事の時間を削って、娘のために勉強を教えているのに、その態度って何なの!
と。
出来ない勉強に付き合う選択をしているのは私自身なのに、できないことにイライラ、
態度にイライラ、時間を無駄にさせられている気がしてまたイライラ・・・
挙句の果てに娘と取っ組み合いの喧嘩をして、お互いに傷だらけになったり、物が壊れたことも一度や二度ではありません。
「いい加減大怪我するからやめなさい」私の母にたしなめられました。
こんなけんかって私だけ…
こんなに喧嘩してて私って駄目な親なのかも…。
自分だけがそうなのかと思って、自己嫌悪に陥っていた時期もありました。
でも、周りの同じ特性のお子さんを持つママ友と話してみると、みんな同じような経験をして、何度何時間教えても身につかない虚無感、怒ってしまう自分への自己嫌悪に悩まされてました。
「うちも娘と毎日喧嘩してるよ。」
「言ってはいけないような言葉も言っちゃうときある…」
私だけじゃないんだと、励まされました。
前日苦労して、2、3時間かけて教えたことが、翌日真っ白になっていることは日常茶飯事。
この気持ちを共感できたことがすごく大きかったです。
けんかはよくないけれど
もちろん、親子喧嘩はいいことではありません。
でも、
うちだけ??私だけ??
と思って落ち込んでいる親御さんがいたら、
そうではないよ
とお伝えしておきます。
反抗期の子どもに向き合わなくてはいけないストレスって親子ともに本当に半端ないです。
本当だったらしばらく放置してもいいのかもしれませんが、知的障がいを抱えている場合、健常児の何倍も教えなくてはいけないことがあるのは事実なんですから、しんどいですよね。
大切なのは子どもと本心で向き合うこと
障害を抱え、さらに反抗期のを迎えた子どもと向き合うのは、とても大変です。
でも、今から思えば、イライラしながらも本当に自分ができる最大限で娘と向き合い、大事だと思えることは伝えてきた気がします。
もちろん、取っ組み合い、喧嘩はしないならしない方がいいです(笑)
けれど、そこで本気でぶつかり合えたからこそ、私も娘もお互いに言いたいことを言い合えるようになったかな。
結構思ったことを言える間柄になれてるし、周りからも「二人見てるとコントみたい」と言われるくらい楽しく過ごしています。
必ず良い関係は築ける
反抗期は、一時的なものです。
時が過ぎれば落ち着きますし、喧嘩しながらも伝え続けたことは必ず子供に伝わっています。
・勉強だってある程度できるようになってほしい
(しかも一緒にやらないとできない)
・自然に身につかないから人以上に教えなくちゃいけない
・時間が取られて自分のやりたいことが回らない
・教えるのも自分時間がないのもほんとにイライラする
そんな中で反抗的な態度を取られたら、ホントにげんなりしますよね。
もし、今まさに反抗期真っ只中という親御さんがいたら、どうか1人で抱え込まず、周りの人に助けを求めてください。
きっと同じように悩んでいる方はたくさんいます!私もその1人ですしね。
自分だけじゃないと思えるだけで、だいぶ心が軽くなりますよ!