~軽度知的障害のおてんば娘の子育て記録~

軽度知的障害の娘がわからないこと「繰り返し」その1

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同じことが何度も規則的に起きること、繰り返し、ですね。

軽度知的障がいの娘、この

繰り返し

がわかりませんでした。

繰り返しなんて、1番簡単なのに。

そう思いますよね。でも娘にとっては全く理解できない。

当たり前が当たり前ではない。

繰り返しがわからないという事も、衝撃的でした。

目次

繰り返しがわからないってどういう意味?

繰り返しがわからない、って具体的にはどういうこと?

って思う親御さんに向けて、具体的に書いてみると

  • 曜日
  • 月・年・日付
  • 音階

そういったことです。これまた苦手な「抽象的な」ものばかり。

そういったことが頭にイメージできないんですね。

曜日

曜日は「月火水木金土日」の繰り返し。これをひとかたまりにして何度も繰り返すだけですね。

が!

それがわからないんです。

かたまり、と言われてもはてなだし、月から始まって土で終わるという事も暗唱はできても意味が分かってない…

もちろん、1日につき1曜日という感覚もなかなか身につきませんでした。

今日は何曜日かな?じゃあ明日は??

という会話を何度も何度も日常繰り返しました。これもまた別で書きますが、この「今日・明日・明後日・・・」「今日・昨日・一昨日・・・」というのもめちゃくちゃ苦手です。

月・年

曜日の繰り返しがわからないという事は、もちろん、ひと月が28~31日、そして、1月から12月までを1年として、繰り返しているという事も自然には身につきませんでした。

12月の次が13月にならない意味も分からないし、13月じゃなくて1月に戻るという事も身に着けるというよりは教え込んだという感じです。

とにかく、下の子を見ていてわかりますが、

自然に身に着ける、いつの間にか知っている

という事は基本的にはないに等しかったです。

もちろん、定型発達児だって、教えなくては身につかないことはたくさんあります。けれど、自然に身に着けていくことはそれ以上にたくさんあるんですね。

自分もそうやって身に着けてきたことを、いざ理解できるように説明するとなると、本当に大変。

手を変え品を変え、言葉を変え、道具を持ってきたりして、必死に当てはまる方法を考えました。

音階

これは、日常生活ではあまり使わないかもしれないですが、同じく繰り返し。

ドからシの繰り返しですね。

これも、繰り返せなくて

やっぱりか…

でした。音階に関してはそこまで日常困ることはありませんが、「ドレミファソラシド」がわからない人はいないと思うので、やはりこれも繰り返されるという事は知っておいたほうがいいかな、と思います。

数字

何度も数字が苦手だとは書いてきましたが、数字も繰り返しですね。

ある一定の規則に従って、繰り返されているものです。それもまたわからない。

数字に関しては一生付きまとうので、それこそ必死に勉強しました。

では、次記事で、どうやって勉強をしたのか、書いていきますね。

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