幼児期は、本当にいろいろ娘に与えていた気がします。
初めての子だったのもあり、こどもちゃれんじをやったり、おもちゃも色々と購入してみたり。
でも・・・
パズルが全然できない!
これ、本当にびっくりしました。
こんなにできないもの?そんな私の体験談をお話しします。
このブログは、
軽度知的障がいを持つ高校生娘の記録です。
知的障がいと分かったのは3歳8か月の時。
田中ビネー:64 wiskⅤ:70前半です
(療育手帳取得済み)
特別枠を利用し、公立高校に進学。
運動、おしゃべり好きな女子に成長しました。
パズルができない!楽しめない!
娘はパズルが苦手でした。
角や端っこからやるんだよ、と言ってもそもそもその意味が分かっていない様子。
角に来るのは「まっすぐのところが2つあるピースだよ」、端っこは「まっすぐのところが1つだよ」と教えても、まったく通じず。
私もうまく教えられずこの程度の説明しかできなかったのもあるのですが、ちっとも進みません。
絵柄もあまり見ていないようで、最後のほうになって、ピースが少なくなっても違う形を強引にはめようとしていたり。
うーん。。。
一緒にやっているとこっちがイライラするし、娘もできないので楽しくないんですよね。
結局、パズルを楽しんで遊ぶことはあまりできませんでした。
パズルができないのは発達障害?
これはじっくり遊びに向き合うことができない、娘の性格?と思っていたのですが、これもまた
形をとらえることが苦手
という娘の障がいの一面でした。
図形が描けない、という記事は先日書きましたが、これと同じでパズルのピースもしっかりとした形をとらえることができず、ただやみくもに置いたり、押し込んだりしている状態でした。
もちろん、年齢を重ねてできるようになって行きはしましたが、形をとらえることが苦手というのは、学童期に入ると算数での図形問題の苦手や漢字を覚えるのが苦手、という事などにつながってきます。
知的障がい児がお勉強を苦手とする子が多いのは、こういったことにも原因があるのですね。
パズルができない!実年齢より年齢を落として付き合おう
パズルができないというだけで、発達障害、知的障害、と判断することはもちろんできません。そうであるかもしれないし、そうでないかもしれない。
でも、幼少期に苦手なことは、学童期になると形を変えて勉強面の苦手として現れます。どのように対策したらいいのか、どのような教え方がいいのかというのは、本当にその子それぞれで違うので、私たち親側も日々試行錯誤。
ただ、こういったできないことの場合、年相応の遊び方はできないと腹をくくって、子どもの年齢よりも小さい子を想定して、ゆっくりペースでに付き合ってあげるのが一番いいですね。
もちろん、見た目は年齢相当に成長しているので、実年齢よりも下に考えながら接するというのは、気持ち的にホントに難しいのですが…親も日々修行です。
まあでも…
周りができてて、自分の子ができないと焦るイライラするし、つい怒っちゃうんですけど。
こっちも成長させられますね。子育ては難しいです。