娘が小さいとき、少しでもいろいろなことに触れられるようにしてきました。
とはいえ、触れているだけではなかなか自然に頭に入ってこない娘。下のきょうだいが同じものを見ていたとしても、飲み込みの早さは全く違いました。
形をとらえることが苦手(ひらがな・カタカナ・漢字・図形)
数の大きさを頭の中でイメージすることが苦手(数)
そもそも覚えるのが苦手(記憶力)
とにかく、いかに多く触れる機会を作れるか、繰り返し繰り返し、ですね。
楽しくいろんなことに数多く触れ合わせなければ!と思い、お風呂に色々貼り付けていた具体的なものを紹介しますね。
このブログは、
軽度知的障がいを持つ高校生娘の記録です。
知的障がいと分かったのは3歳8か月の時。
田中ビネー:64 wiskⅤ:70前半です
(療育手帳取得済み)
特別枠を利用し、公立高校に進学。
運動、おしゃべり好きな女子に成長しました。
お風呂タイムを有効活用
娘とのお風呂タイムは、娘の気が散るものが他にないこともあって、絶好の時間でした。
この、気が散るものがない、というのもかなり大事です!
ダイソーに売っているお風呂で使えるポスターのようなものを購入し、壁にペタリ。
数の表、ひらがなの表だけでなく、日本地図や世界地図の表を貼って、「ひらがな」「カタカナ」を読む練習をしました。
日本の地図は特産物も一緒に書かれていたのですが、県名=特産物、はさすがに難しかったので
- ひらがなを読む
- 絵を見て描かれているものを答える
そういう遊びに使っていました。とにかく求めるレベルはちょっと低めに、が原則。
できそうで期待しちゃうんですが、ハードルを下げておかないと、親のほうがイライラしちゃいます。
楽しんで触れさせようというせっかくの時間が、険悪な時間になってしまいますよね。
ちなみに日本地図、あんなに眺めていたのに地方名や県名、全く頭に入ってませんでした(笑)
とにかく、「できない」ことが平均より多いわが子。ある程度会話はできるのでついつい「このくらいできるでしょ」といつの間にかハードルが上がってしまってるんです。
その分、落胆と失望が大きくなってしまい、無駄にイライラしてしまうことに。
怒られると次からはやりたくなくなってしまうのが子ども。成果を出そうと思うのではなくて、触れる時間を増やすことを目的に「勉強」ではなく「遊び」と思ってやるのが一番です。
お風呂で使えるダイソーグッズ
ダイソーの「おふろでおけいこ」グッズは、だいぶ活用しました。
安いのでたくさん買えるし、もし劣化してきても気兼ねなく買い換えられます。
やっぱり100円ショップはありがたい!
一緒に数を数える練習をしたり、この絵は何だろうねーと言ったり、親子のコミュニケーションにもとてもいいですよ。
ちょっとお風呂から話がそれてしまいますが、
スーパーの「折込チラシ」などで、載っている物の名前(果物名や野菜名など)当てゲームなどをしてみるのも季節ごとに掲載の品が違ったり、広告の品が違ったりで飽きも来ないです!
季節感が弱い子も多いので、そういった意識付けができる点でも有効活用できますね。
まとめ
さて、話は戻りますが、
ダイソーをはじめとする100均ショップ、子どもが知識に触れることができるものがたくさんありますし、しかも新製品もどんどん出てきますよね。
覚えることが苦手な軽度知的障がいを抱えたお子さんにとっては、とにかく反復が大事。
無理なく隙間時間のお風呂で楽しい時間を作ってみてください。
ちなみに…楽しい時間を作れるようになると、あとの育児もスムーズになることが多いですよ!