語彙力が足りなくて指示語が多かったという話は、以前の記事で書きましたよね。言葉が遅いんじゃないかと気づいたきっかけの1つです。
意思疎通はできていたので、ただ単語を思い出して話すのが面倒な性格で「あれ」とか「それ」を使っているんじゃないか、なんて思ってた時もあったけど、とんでもない(笑)。知的に遅れがあり、言葉の定着が悪かったせいでした。
その語彙力を増やすのには何がいいのか？というお話です。
このブログは、
軽度知的障がいを持つ高校生娘の記録です。
知的障がいと分かったのは３歳８か月の時。
田中ビネー：64 wiskⅤ：70前半です
（療育手帳取得済み）
特別枠を利用し、公立高校に進学。
運動、おしゃべり好きな女子に成長しました。
子どもの語彙力には読み聞かせ
読み聞かせを進める理由
娘が軽度知的障がいだと判断されたときに、まずおすすめされたのが、
読み聞かせ
絵本の中の色々な世界を知ることで、イメージ力をつけるという事と、単語を知ることが大事と言われました。
寝る前に必ず２冊。私はあまり読み聞かせが好きではなかったのですが、そういうわけにもいきませんよね。娘は何度も同じ本を読んでーと言って持ってきたので、さらなる苦痛ではあったのですが(笑)小学校入る前くらいまではやっていたような気がします。
これは、定型発達の子にももちろん有効で、皆さんお子さんが小さいときにはやっていらっしゃると思いますが、今思い返すと、やはり知的に遅れのあるこの場合には、さらに必要だと感じています。
なぜなら…
イメージ力がないから
抽象的なものをイメージすることができないと散々書いてきましたが、これが本当にいろんな面で足を引っ張るんですね。算数にしろ、数学にしろ、あとは日常生活の見通しのイメージ（こういうことをしたらこうなる）の立たなさにも影響している気がします。
いろいろな世界を知ることが大事、と言われて始めた読み聞かせですが、それによって頭の中でイメージ（絵）を描く力がつくのではないかと今になって思います。
１日２冊じゃ…少なかったかな、と反省…。もう少し読んであげておけばよかったです。
どんな本を読む？
どんな本を読んだらいいんだろうと悩むこともあると思いますが、親子のコミュニケーションという点では基本お子さんが興味を持つものであれば何でもいいのでは？とは思います。
ただ、イメージ力のことを気にするのであれば、ストーリーのある物語のほうがより良いのでは？語彙力を増やすには図鑑であろうが、カタログであろうが、なんでもいいとは思うんですけどね。
娘は図鑑の類が大好きだったのでよく持ってきましたが、ストーリーのあるお話よりもきっと分かりやすかったからだろうな、と今になって思います。（生き物が好きだったという説もありますが）
とにかく、知的に遅れがある場合、字を読むのも遅いし、定型発達の子と比べると読書もスムーズにはいかないので、音声で頭に入れてあげること、色々な言葉に触れさせ、ストーリーを頭に描けるように心がけることが大事なのかなと思ってます。小学生になっても読んであげられるといいですね。
こんな本を参考に！
絵本なんかは選ぶのが難しければおすすめを紹介してくれるサイトや定期で届けてくれるサービスもあります。
どんな本を選んでいいかわからなかったり、好みが偏ってしまう場合、ありますよね。そんな時に助かります。新着おすすめも出てきたり、アプリを入れるとためしよみができたり（全ページ読めるものもあるようです）、ありがたいサイトですね。
人気ランキングもあるので、参考になります。
いろいろな世界観を知るという意味では、海外の絵本も気になりますね。定期的に届けてもらえるのも忙しい主婦には助かります。
こういったサービスもあるので、利用してみるのも手ですね。
あと、私が個人的に語彙力を増やすために持っていた本としては
ポチップ
これを使ってました。
当時は大型本でしたが、今は小型化されているんですね。言葉や、その使い方（同じような言葉の使い分け）に弱いので、一緒に読んであげるといいですよ。
本屋さんに行って、一緒に選ぶのも、もちろんいいですね。
語彙力って後々すごく響いてくるので、小さい頃から積み上げていくといいと思います。
