~軽度知的障害のおてんば娘の子育て記録~

語彙力が少ない、日常で増やすための働きかけを!

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娘の苦手なことの1つとして、

単語の暗記

があります。

説明がとても難しいのですが、頭の中で単語の階層を作るのが苦手、と言えばいいのかな?

元々、ワーキングメモリ(記憶容量)が少ないのもあるのですが、覚え方も苦手。

いったいどういうこと?という事を含め、こういった場合はどういうふうに対処しているかまとめておきます。

  • 言葉を覚えるのが苦手っぽい
  • 場所やお店の名前が覚えにくそう

そんなお悩みをお持ちの親御さんに、ちょっとしたヒントになればと思います。

目次

単語の暗記が苦手

語彙力が少ない

これが娘の決定的な苦手分野です

もちろん、普通に会話しているときにそこまで感じることはないので周りにはわかりづらいんですが。

娘の言葉のあいまいさにの特徴としては、

大カテゴリー→小カテゴリーみたいな覚え方が曖昧過ぎる、という事。

どういうことかというと、

洋服取ってー

え?洋服って?上着?シャツ?セータ?

みたいなことになるわけです。

要するに、「洋服」という言葉はわかっていても、その中の小分類が曖昧、というか。

洋服の中にはいろいろありますよね。パンツ、シャツ、ニット、ブラウス、カーディガン、トレーナー。。などなど。

これの使い分けが曖昧だったり、わかってなかったり、単語自体覚えてなかったり。

そういったことがちょいちょいあるわけです。

食べるのあるじゃん?

えっとだから、食べるのって?

みたいな会話で、えーっと、それは食べ物のことかな?それとも、食べる道具(お箸、とかスプーンとか)のことかな?

とちょっとイラっとするような(笑)

要するには、言葉の定着が曖昧で自信がないので、通じるような言葉を使って会話をしている、そして以外にそれでも会話が成り立つので、それが標準になった、そんな感じです。

私たちも、会話としては成り立つのではじめはあまり意識してなかったんですが、これって言葉がちゃんと定着してないってことよねと思い、気づいてからは小分類の言葉を気にして使う&使わせるようにしています。

家族って日々一緒にいるから、通じちゃうんですよね。それが家庭内での安らげる要因なのであまりにキリキリしても、とは思ってるのですが、ある程度外でも相手に「ん?」と思われないように、スムーズに会話してほしいという願いもあります。

お店の名前が覚えにくい

これも娘が苦手なことの1つです。

スーパーやお店の名前が曖昧

ほら、前に○○買ったところあるじゃん?そこ行きたいんだけど。

ああ、イオンね

はい、通じるんですよ(笑)

もちろん、友達間でも通じると言ったら通じます。「前○○したところあるじゃん、また行こう」みたいな。

でも、ずっとそれでは困りますよね。

待ち合わせするときだってお店の名前を使います。

娘が行ける範囲に、お店の名前の語尾が同じだけど、まったく別のお店というのがあるのですが、お友達との約束でお互い別のところだと思っていて、待ち合わせを間違えかけたという事がありました。

こういうことが起きるので、お店の名前はしっかり覚えて使っていく必要がありますね。

なので、娘から「前○○買ったところ…」みたいな言葉が出たら、

それってどこだっけ?お店の名前なんだったか覚えてる?

そういう問いかけをして、なるべくしっかり「単語」「名前」を意識してもらうように働きかけてます。

言葉を覚えていくことの手助けを

娘の場合は、一見問題なく会話できることが多いです。

私たちが幼少期に娘の知的な遅れをすぐに気づけなかった要因もこれ。

会話できてしまうから。意思疎通できるから。

けれど、要所要所見てみると、

・覚えが甘いところ
・曖昧なまま使っているところ
・成り立つので覚えずにスルーしているところ

あります。

なので、この辺りを親側も意識して、なるべくそこを埋めていけるように手助けをしていくことが必要かな、と感じています。

家族や仲良しさんだけの世界で生きていくならいいんですけどね。社会に出たら、自分のことを理解してくれる人ばかりじゃありません。

生きていくためのツールとしての言葉の使い方、学んでいくことも大事ですね。

  • 言葉を覚えるのが苦手っぽい
  • 場所やお店の名前が覚えにくそう

そんな心配を抱えてらっしゃる親御さんに向けて、

しゃべれるようにはなるよ、意思疎通はできます、だけど、きちんと覚えておくと今後よりスムーズにコミュニケーションができるようになるよ、という事をお伝えしたくてまとめてみました。

どうしよう、ちゃんと成長できるかな、周りとしゃべれるようになるの?と不安になることも多々ありますが、お子さんは自分のスピードできちんと成長しています。娘もそうです。

完璧なんて無理です。私たちだって忙しいしね。でも少しずつでも子どもの苦手を見つけ、サポートする働きかけをして行ければなと思ってます。

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