前記事では
てんかんと診断されてから投薬→転院待ち→別の病院を探す
というところまで、記事にしました。

今回はその続きです。
てんかん専門病院とは??
通える範囲にあったてんかん専門医の先生がいるクリニックに電話したところ、
ご丁寧にも「きちんとした設備のある専門病院に行かれたほうがいいと思います」とのアドバイスをいただいたので、てんかん専門病院を検索しました。
てんかん専門病院
とネット検索すると、その名の通り全国のてんかん専門病院が出てきます。

大学病院はとても時間がかかるイメージがあったので(個人的なイメージです)省き、自宅から行ける範囲で2つの病院をピックアップしました。
それが、こちらの2つの病院
静岡てんかん・神経医療センター(静岡市)
国立精神・神経医療研究センター病院(東京都小平市)
どちらも車を使って行ける距離だったので、検査入院ができるか聞いてみようと電話を掛けてみました。

とにかく、わらにもすがる思いでTELをしました。
検査入院ができることに
TELで病院に問い合わせ
それぞれの電話で問い合わせたことはこちらです。
- てんかんと診断されていること
- デパケンの処方があること
- 発作が止まらないこと
- 発作の出方が特殊なので一度検査をしたいこと
- 実は1か月後に入園を控えているのでそれまでに検査のめどを立てたい
という事を、お伝えしました。
実はこの時点で、入園まで1か月を切っていて、とにかく入園までにしっかり検査、投薬のめどを立てたかったという思いもありました。
国立精神・神経医療研究センター病院
まずは東京都の国立精神・神経医療研究センター病院へTEL。
すると、まず初診に行き、それから数回の検査という流れになるとのこと。
初診で経緯を話す→次に脳波検査→その次にMRI→…というように、検査のたびに出向き、そのたびに結果も聞きに行く…とのことで、それだといったいどれだけ時間がかかるんだろうと、いったん自分の中で保留に。
やっぱり、私ばっかり焦ってても仕方ないのかも…とがっかりしたことを覚えています。
静岡てんかん・神経医療センター
がっかりした気持ちで、静岡てんかん・神経医療センターへTEL。
すると、お待ちくださいと保留にされたのち、電話口に出られたのはドクター!



え?このお医者さまHPでお名前見た方!!
まさか、ドクターが直接電話口に出られると思っていなかったので、急に動転!
ドクターから
- いつから発作があるか
- 1日にどのくらい発作があるか
- てんかんの診断は受けているか?
- 薬は何を飲んでいるのか?
- 検査したいんだよね?
という事を聞かれ、めちゃくちゃ焦りながら一生懸命説明。
するとドクターから衝撃の一言。



入園式までに間に合うように検査入院の日程組んで、看護師長から折り返しTELするから、待っててください。
と。



ええ??
あまりの展開にびっくりで、逆にむしろ冷や汗が出ました。
そして、こちらの希望通り、入園式までの間に1週間の日程で、検査入院を組んでくださったのです。



この時の安堵感と言ったら。
ドクターと直接話せること、そして、検査入院を受け入れていただけたことがこんなにも安心材料になるなんて。
そんなこんなで、静岡てんかん・神経医療センターに1週間の検査入院に行くことになったのでした。
検査入院まで
さて、この時点でたしか検査入院まで2週間ほどだったと思います。
検査入院でのお話は、また続きで書きますね。
娘の知的ボーダーを見つけることができた大事な検査入院です。
不安だらけの中からようやく一歩踏み出せたような気がして、とにかく何か治療の糸口が見つかればいいなとそれだけでした。
紹介状を書いていただいた地元の先生には申し訳なかったのですが、子ども病院への受診は取り消していただき、静岡てんかん・神経医療センターへ受診しに行く旨を報告しました。
いったん、地元での受診はこれで区切りです。
では、続きはまた次の記事で。