てんかんについて、書いてきましたがちょっと小休止で日常生活のことを。
イメージ力がない、想像力が低いのは前からお話してますが、それでしんどいことの1つが
危険認知能力の低さ!
もうほんとにこれが一番ヒヤヒヤするし、ほんというとちょっとイラっともします。
危険認知能力って??と思われる方もいらっしゃいますよね。
色々な面で感じますが、最近のことを少しお話します。
このブログは、
軽度知的障がいを持つ高校生娘の記録です。
知的障がいと分かったのは3歳8か月の時。
田中ビネー:64 wiskⅤ:70前半です
(療育手帳取得済み)
特別枠を利用し、公立高校に進学。
運動、おしゃべり好きな女子に成長しました。
危険が(認知)察知できない
最近長袖を着ることが増えましたね(というか、11月なのに今日なんか暑くて半そでだし)
娘、昔からですが、手を洗ったり用事をするときに
腕まくりをしない
なので、小さい頃から手を洗う時は腕をまくらないと袖が濡れるよ、と何度も言い続けてきました。
が、
どうしてもわからないらしい…(濡れたことないの??)
中高生になって、料理をすることも増えたのですが、
はい、まくらない
化繊の服を着ていることも多い&だぼっとした大き目の服を着ていることが多いので、
燃えます!!
素材を考えるのは難しいとしても、まくらないと燃えるくらい察知してほしい…。
それがどうもピンと来ないらしいです。
危険察知ってみんなできるの?本人の疑問
先日も寒い日に、もこもこのパーカーを着て台所に立っているので
それ着てコンロの近くに行かないで
と声をかけたところ
?
「?」じゃなーい!
燃えるから!
そばで見ていた主人も
こういう服やめたら?トラブルのもとになるよ。
普通は考えたらわかるんだけど。(嫌味含)
と。
それを聞いて本人
それ、私が判断力ないからわからないってこと?
みんなわからないんじゃない?
と、旦那の言葉に売り言葉に買い言葉的な反応。
いえ、そうではありません。
高校生にもなれば、危ないかも、濡れるかも、燃えるかも、くらいは判断できるんです。
それか、濡れた経験があれば、今度はまくらないといけないな、と覚えるんです。
なんだかやっぱり、
「これ、危ないかもしれない」
というアンテナが立たないんだよなー…と、主人と話した出来事でした。
危険察知能力がないとどうなる?
今回は、腕まくり&洋服の話でしたが、日々の生活で
考えようよ…
と思う事はたくさんあります。
- この公園、ちょっと薄暗くて危なさそうじゃない?
- このお店、高齢者ばっかり入っていくけどなんかちょっと怪しい?
みたいに感覚的に「怪しいかも??」と一線を引くことや
- 脱毛サロンてコース契約のほうが安くなるんだって!(嬉)
と言葉通りに受け取って、喜んじゃうところとか。
いや、それはそうですが、それは契約させるための…ね(いわずもがな)という事がわからないんですよね。
もちろん、すべてが悪いわけじゃないですが、
警戒心を持って!
という事が言いたい。
そういう事も1つ1つ丁寧に説明しなくちゃいけないという点では、かなり労力はかかります。正直「こういう事もかあ…」と思う事も。
でも、覚えていかないといけない経験を今しているんだと、前向きに考えて教えていこうと思います。
まだまだ色々ありますが、それはまた別の機会に書こうと思います。
丁寧に、育てましょう!頑張ろ。←自分に言い聞かせ…(笑)